今は2022年。AIとは何か?についての考えを記録した
と言うことで、前のページに書いた通り、ここでのAIは”人の脳をコンピュータで再現して作った知能”のこと、として考えていく。
でも、飛行機の例のように、実現したものがあれば、それを前提に人が羽ばたいて飛ぶと考えるのはナンセンスだと思えるけど、まだ知らない未来について想像するには、どうやって羽ばたけば飛べるのか?と言った考えの方向性を変えていく必要があると思う。
昔のAIのイメージからの脱却にヒントがある。
昔のAIのイメージからの脱却のヒント
どんなイメージだったか?
どんなイメージだったかを挙げていくと、
- 見た目は、明らかにロボット
- 実体がある
- 体はない:バビルの塔、アニメに出てくるコンピュータ
- ひと型:鉄腕アトム、ターミネータ、ドラえもん・・
- 感情の有無は話し方により判断
- 抑揚のない音声で会話:感情がない。的確、非情、優柔不断ではない(ためらうことはない)
- 人のように話す:喜怒哀楽がある。相手(人間)の気持ちを理解する。行動にためらいや悩みがある
- 人間ができないこと(欲しいと思う特性)ができる
- 記憶力、計算力
- 優秀な人間の能力
- 物理的な能力(飛べる、深く潜る、食事は不要・・)
のようか感じで、
そんな能力を持っているAIは、機械なので、自分の思い通りに動くべきで、そのためには、
- 人に従う
ことが大前提で、指示を理解するためには人間と同等の能力
- 見る
- コミュニケーションができる
- 話を聞ける(理解できる)
- 話もできる(説明できる)
を持っていることが前提で、
- 細かく指示しなくても、自分で(考えて)動ける
- 作業はとても正確
なんだけど、それだと機械過ぎて愛着がわかないので、少し人間的な部分も持っていて欲しくて
- 苦手なことがある
- 人間の感情の理解に苦しむ
- 理解しようとするけど、理解できずに困ってしまう
さらにこの段階を超えて、完璧に近いロボットは、
- 人の感情が理解でき
- 人を慰めてくれる
- 人の望むことを察して、助けてくれる
そんなハートフル(心を持った)ロボットが近未来に登場すればいいなと思う夢だったり、そんな人格のあるロボット=AIのようなイメージがあるように思う。
このイメージに潜む根本的な問題
現在接しているAIを理解するために、こんなイメージを捨て去る必要があるんだけど、それにはイメージの中に潜む根本的な問題に気づかないといけない。
1つ目は、人間が上である(上下関係がある)と言うこと。
- 人が機械に命令する
- 機械にはないけど、人間には感情がある
- つまり、感情のある人間が上
- 計算能力は人間が利用するもの
- 人が創造した(人間が作り出した、与えた能力)
2つ目は、人間が基準で、人を超える能力(未知の能力)を想定していないこと。
- 測るものさし(人間と比較=人が基準)から離れられない
- 未知の能力である可能性を排除している
- 現時点ですでに人間を超えている(将棋とか囲碁とか)部分も人間の延長線上と理解(人間も努力すれば到達できる可能性があるし、人間の秘めた能力はそれを超える部分がある)
最後に、やっぱり形があるものを想像していること。
- ドラえもん・・感情が分かるタイプ
- ターミネータ・・感情が分からない(排除されている)タイプ
AIが指すものは”知能”なので、実体に結びつくようなイメージを持つことがよくなくて、人の進化に感情が密接に関わっているのは正しいけど、それがAIの進化にも必要と考えてしまう(感情あるなしがAIの能力判定基準にある)ところもよくないように思う。AIを理解しようと思ったときには、このようなイメージを一旦忘れる方がいい。
